ワンピースを愛してるから !!!!

魚人や人魚の遺伝について

作中、海の生き物をモデルとした様々な魚人・人魚が登場し、
読者を楽しませてくれています。
物語の行く末とかには関わる可能性の低いことですが、
ここで彼らの遺伝に関して考えてみることにします。

物語の現時点で、多種多様な魚人が存在しますが、
魚人同士での、いわゆるハーフとかは登場していません。
かといって、例えばタコの魚人はタコの魚人としか子どもを作れない‥
‥というわけではなさそうです。
魚巨人のビッグパンや、クォーターのチムニーなどを例にとっても、
他の種族との間にも子孫を残すことができるのは、間違いありません。
となると、異なる種の魚人同士や、魚人と人魚のカップルとかも、
恐らく成立すると考えられます(シャクヤクとはっちゃんの会話などからも)。
では、そんな夫婦の間に生まれた子どもは、何の魚人(人魚)に
なるのでしょうか?
はるか昔からの歴史があるわけですから、
純粋な「〜の魚人」が存在することの方が不思議。
〜と‥と…(略)…の血を引く魚人、
という極めて複雑な混血状況になっているのが普通でしょう。
もちろん、そんな個性的にならない微妙な状態では、
物語を進めていく上でも問題大ありなので、
都合で単純化しているだけ、といえなくもないのですが‥。

その点を解決する遺伝の仕方として考えられるのは、

モデルに関しては、子どもは親のどちらか一方を受け継ぐというもの。
例えば、タコとイカの魚人から生まれた子どもは、
純粋なタコの魚人か、イカの魚人であるといったような
(モデル以外の顔の見た目や性格などは、人間と同様に遺伝)。
それならば、現在すべてが固有の種であるという状況も成り立ちますよね。
魚人と人魚の間とかも、恐らくはそんな感じで。
半々ずつが合わさって、人間や完全な魚が生まれてくる
というのも、面白いのですが‥さすがにそれはないかな。

または、両親のモデルとは無関係に、
あらゆるモデルの魚人がランダム生まれてくる可能性があるという遺伝
(というかもう遺伝ではなくなってしまいますが)。
そんな科学では説明のつかない不思議遺伝があっても
面白いんじゃないでしょうか、ファンタスティクで。

追記:
魚人島編に入り、はっきりとした説明があったわけではありませんが、
血縁関係であろうリュウグウ王国の王家の面々が、バラバラのモデルであることが明かされ、
どうやらモデルに関しては遺伝的要素は少ないらしいことが予想されます。
ただし、メダカの五つ子の例もあるため、そう決めつけてしまうのはまだ早いかもしれませんね。
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