同一サブタイトルは現れない！？
漫画のサブタイトルのつけ方には、いろんなパターンがあります。週刊誌に掲載される際には、一つ一つついていても、
単行本になると、数話がまとめられている場合とか、
同じサブタイトルを章仕立てにして、
“「〜」−その１、２‥”という形式にしてあるものとか。
「ワンピース」の場合は、これまでのところ、
一話一話にサブタイトルがつけられており、
そのどれ一つとして同じものはありません。
同じものが存在したとしても、
その瞬間・その話に一番似合うものであれば、
別に問題ないともいえるでしょう。
ましてや、これだけの長編漫画になったわけですから、
よく用いられそうなものなら、何度も登場しても不思議ではありません。
短めのサブタイトルが多いならなおさらです。
それでも、そうはならない、そうなっていない‥
意識的に異なるものにしようとすると、
かなり計算してつけられているのかな‥と思います。
クライマックスでつけられる予定のサブタイトルとかは、
大事に残している可能性もありますよね。
「ワンピース」‥“ひとつながり”の物語であるだけに、
決して同じサブタイトルは作らない‥尾田先生のこだわり、素敵ですね。
ちなみに、
第８４話で “ゾンビ” が既出のため、
第４４５話が “ＴＨＥ・ＺＯＭＢＩＥ” となったのかな‥
と個人的には考えていますが、真相はどうなんでしょうか‥？
追記：
自信満々でこんな考察を書きましたが、
ついにサブタイトルがかぶることになりました‥‥！
第５６９話につけられた “怪物”は、第２２１話で既に用いられています。
う〜ん‥個人的にはちょっと（かなり？）残念かも‥
せっかくここまで五百数十話に、
それぞれオンリーワンのサブタイトルを与えてきていたのだから、
最後まで通してほしかったかな‥
‥確かに第５６９話の白ひげには「怪物」という表現しかない、
というのも納得はできるんですけど‥
単行本で別タイトルになっていたりしないでしょうかね‥
→希望が通じたのか“白い怪物”に替わっていました！
これはうれしい！！
そのものの呼ばれ方が作中にはないので、
違和感が全然ないわけではないですが、
ここはオンリーワンを重視した結果なので、
ファンなら素直によくなったと思うべきですよね。
やはり同一サブタイトルは作らないというこだわり、生きているみたいです。
